過程 |
学習活動 |
○指導 *評価 |
T1 |
T2 |
導入 |
1 前時までの学習を想起し、本時のめあてをもつ。 |
○本時の学習活動に意欲と見通しをもたせるために、「森林早見図」づくりに貢献した「読み」や発言を児童名をあげながら紹介する。 |
○これまでの学習でできた「森林早見図」をプロジェクターで提示する。 |
◎紙と火の「おくりもの」のつながりがよく分かるような「森林早見図」をつくろう。 |
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展開 |
2 紙と火の「おくりもの」の関連が分かるように早見図をつくる。
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(1)
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紙の「おくりもの」の事例を整理する。 |
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(2)
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火の「おくりもの」の事例を整理する |
【授業の様子@】

【授業の様子A】 |
○事前に抜き出させておいた「おくりもの」を発表させ、目に見える生活品と目に見えない紙の働きや火の役割として表現されている語句の全部を確認できるようにする。
○事例を書いたカードを黒板に貼って整理したり、付箋紙の操作をさせたりすることで、事例とその働き、事例としてあげている語句の概念等がとらえられるようにする。
* 事例を類別したりつなげたりしながら並べている。
【評価規準ウ:発言 ワークシート】 |
A 事例をそこに位置付ける理由を明確にしながら並べている。
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B 縦の語句のつながりを考えて並べている。 |
● 上位概念の語句を先に選んだり、対や仲間になる語句をまとめたりするように促す。 |
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○白紙のカードを貼ることで、紙の働きや紙製品が省略されていることに気付けるようにする。また、「炭やまき」の位置を問うことで、森林と火の間にあるべき「森林」から「火」の間にあるべき記述の省略に気付かせていく。
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○全体で早見図を確認する際は、必要に応じて、児童役になり、事例の位置等に対する質問をしたり、比較させるために違う事例の位置付けをした早見図を出したりする。 |
3 完成した森林早見図を見て気付いたことや思ったことを書き、発表する.

【期待する事例の着眼点】 |
・事例の数の多さ
・事例の種類の多さ
・事例のつながりの長さ
・木材、紙、火の3つの事例
の違い等 |
【授業の様子B】
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○「木材からできた紙の事例」「木材からできた炭やまきから出る火によってできた事例」に加え、事前に学習した「木材の事例」も提示し、比較させることで、森林に近い事例から遠い事例へと順序よく説明している筆者の意図を読み取れるようにする。
* 事例のあげ方の特徴やそれに対する自分の考えを表現している。【評価規準イ:ワークシート 発言】 |
A 筆者の事例の意図やその効果について書いたり話したりしている。 |
B 事例のあげ方の特徴について書いたり話したりしている。 |
● 板書の早見図を基に、事例の数や種類、事例の違いに 着目させる。 |
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○早見図の視覚的な理解の助けを借りながら、森林から事例が遠くなっていることに気付かせ、なぜそのように書いたのか筆者の意図を探れるようにする。
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○事例の特徴に気付かせるために、必要に応じT. 1の発問に対し、児童役になり、事例のあげ方についての発言をする。 |
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終末 |
4 今後の学習を見通す。 |
○本論後半の「別のおくりもの」も早見図に位置付けていくことを確認する。 |
○「別の」の意味を意識させるために、児童役になって質問する。 |