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工夫の視点 |
工夫の方法 |
指示の出し方の工夫 |
○話し手に注目させる ○短い言葉で伝える |
一度に伝えることはひとつにして、タイミングのよい声かけを工夫しましょう。 |
指導内容の工夫 |
○指導内容を細かく分ける (スモールステップ) |
その時間の学習のスケジュールやめあてをメモにして、はじめる前に子どもにわたしておくなど、見通しが持ちやすくなるようにしましょう。 |
課題の工夫 |
○できる課題に取り組ませる ○励まし、自信をもたせる
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失敗した経験を積み重ねやすい子どもたちです。できる課題に取り組み、できた経験や満足できる経験を積めるようにしましょう。 |
板書の工夫 |
○文字量を減らす ○色や大きさを考える |
文字と文字、行と行の間のスペースの空け方や、色使いの工夫でずいぶん見やすい板書になります。また板書をノートに書き写すまでのちょっとの間でも内容を覚えておくことが難しい子の場合、早く消してしまうと写せなくなるので、消すタイミングにも注意しましょう。 |
書くときの工夫 |
○大きいマス目を使う ○問題数を少なくする |
書くことそのものが苦手な子は、書くスペースが狭いだけで勉強がおっくうになるものです。できるだけ書くことの負担を減らし、勉強に意識を向けやすいようにしましょう。 |
座席と教室環境の工夫 |
○指導者の近くにする ○掲示物をシンプルにする ○気が散る原因を減らす |
聞くことが難しい子には窓の外の音が邪魔になることがあるので、窓から離れて、またモデルとなる子がいたほうがいい場合は、最前列よりも、前から2~3列目にしてみましょう。 |
指導形態の工夫 |
○TTを効果的に活用する ○個別の学習時間を設ける |
担任だけが指導に当たるのではなく、チームを組んで支援にあたるなど、学校全体でこのような子どもたちにかかわる体制作りをするようにしましょう。 |
係活動の工夫 |
○活動内容を分かりやすくする ○毎日活動のある係にする |
その子にとってやりがいがあり、みんなに感謝される係や、その子の興味が生かせる係を選びましょう。 |
宿題の工夫 |
○子どもに応じて調整する |
宿題の量を調節したり(漢字100字→50字)、その子が取り組みやすい別の宿題に変えたりして、ひとりでも家庭での学習に取り組めるような工夫をしましょう。 |
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