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数学的活動を取り入れた授業モデル

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 単元「資料の活用」の小単元「近似値」(1時間)における数学的活動を取り入れた授業モデルです。
 

単元 資料の活用 (啓林館)
 1 資料の傾向をとらえ説明しよう
   【・3・ 近似値】   全1時間

 

1/1時

ねらい

・測定値を、有効数字を使って表すことができる。

・測定値には誤差があることを理解する。

・「測定値」「真の値」「近似値」「有効数字」「誤差」について理解する。

段階
学習活動【数学的活動を通した指導のポイント】(●は数学的活動をともなう学習活動)
つかむ
○本時の学習内容「有効数字について学ぼう」を知る。
○課題を考える。
 切り倒した杉の木の長さを、太郎さんは15.1m、花子さんは15m、けいたさんは15.10と測りました。この3人で誰がより正確に測っていますか。また、その理由も答えなさい。
見通す
数学的活動 〔成り立つ事柄を予想する活動〕
●誰がより正確に測っているかを予想する。
練り合う
数学的活動 〔観察・操作などの具体的な活動〕
●誰がより正確に測っているか、またその理由を考える。
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕
●自分の考えを基に、互いに説明し合う。
○「測定値」とその表し方について知る。
○「有効数字」について知る。
○教科書200ページの例1を基に、有効数字の表し方について理解する。
○教科書200ページの問1、問2を考える。
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕
●自分の考えを基に、互いに説明し合う。
深める
○「近似値」について知る。
○教科書201ページの例2を基に、真の値の範囲について理解する。
○教科書201ページの問3を考える。
○「誤差」について理解する。
まとめる
数学的活動 〔自分が行った活動を振り返る活動〕
●測定値の信頼性を、有効数字を使って表すことができることと測定値には誤差が
  あることをノートに整理する。
 

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