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数学的活動を取り入れた授業展開案

 単元「正の数・負の数」の小単元「数の世界のひろがりと四則計算」(1時間)における数学的活動を取り入れた授業展開案です。
 

単元 正の数・負の数 (啓林館)
  ・6 数の世界のひろがりと四則計算  全1時間

 

1/1時

ねらい

・数の集合の関係を理解する。
  ・数の範囲と四則の関係を理解する。

段階
学習活動【数学的活動を通した指導のポイント】(●は数学的活動をともなう学習活動)
つかむ
○本時の学習内容「数の範囲を広げ、四則計算ができるか考えよう」を知る。
○教科書43ページの「ひろげよう」に取り組む。

 

 

見通す
数学的活動 〔成り立つ事柄を予想する活動〕
●どの式の答えが必ず自然数になるか予想する。
練り合う
数学的活動 〔観察、操作などの具体的な活動〕
●数字をあてはめて、答えが必ず自然数になる式を探す。
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕
●数字をあてはめた例を示しながら、自分の考えをグループのメンバーに説明す
  る。
数学的活動 〔目の前の課題から、物事の本質を見抜こうとする活動〕
●必ず自然数になるとは限らない場合は、例を1つ示すことを知る。
○教科書43ページの問1を考える。
数学的活動 〔観察、操作などの具体的な活動〕
●4、−5を当てはめて、答えが必ず整数になる式を探す。
○答えが整数にならない場合について、ならない例を1つ示す。
深める
○「自然数の集合」、「整数の集合」、「数全体の集合」について知る。
数学的活動 〔発展的に考える活動〕
●教科書44ページの「ひろげよう」を考える。
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕
●グループのメンバーで互いに、数字をあてはめた例を示しながら自分の考えを
  説明し合う。
○発表を基に、次のことを確認する。
  ・自然数の集合では、加法と乗法はいつでもできる。
  ・整数の集合では、加法、乗法、減法はいつでもできる。
  ・数全体の集合では、四則計算はいつでもできる。
まとめる
数学的活動 〔自分が行った活動を振り返る活動〕
●自然数、整数、数全体の集合の関係を図式化する。
 

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最終更新日:2012-08-20