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数学的活動を取り入れた授業展開案

 単元「正の数・負の数」の小単元「加法と減法の混じった計算」(2時間)における数学的活動を取り入れた授業展開案です。
 

単元 正の数・負の数 (啓林館)
  2 正の数・負の数の計算
   【・2・ 加法と減法の混じった計算】  全2時間

 

1/2時

ねらい

・項、正の項、負の項の意味を理解する。

・加法と減法の混じった式を計算する方法を理解する。

段階
学習活動【数学的活動を通した指導のポイント】(●は数学的活動をともなう学習活動)
つかむ
○本時の学習内容「3つ以上の数の計算について考えよう」を知る。
○教科書28ページの「 (+7)−(+8)+(−5)−(−9) 」に取り組む。

 

 

見通す
数学的活動 〔成り立つ事柄を予想する活動〕
●「 (+7)−(+8)+(−5)−(−9) 」の計算方法を予想する。
練り合う
○加法だけの式に直す。
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕
●グループのメンバーで互いに、加法だけになった式の計算方法について説明し
  合う。
○自分の考えを発表する。
○いろいろな求め方を確認する。
  @左から順に計算する。
  A項の順番を入れ替えて計算する。
○項、正の項、負の項の意味を知る。
○教科書28ページの問1を考える。
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕
●グループのメンバーで互いに、教科書28ページの問1の答えと計算方法につい
  て、説明し合う。
○教科書28ページの問1の答えを確認する。
深める
○7−8−5+9は7、−8、−5、9の和とみることができることを理解する。
数学的活動 〔発展的に考える活動〕
●教科書29ページの問2を考える。
○自分の考えた答えと計算方法を発表する。
まとめる
数学的活動 〔自分が行った活動を振り返る活動〕
●正の項や負の項についてノートに整理する。

2/2時

ねらい

・3つ以上の数の加法、減法の計算ができる。

・3つ以上の数の計算方法を理解する。

段階
学習活動【数学的活動を通した指導のポイント】(●は数学的活動をともなう学習活動)
つかむ
○前時の学習内容を確認する。
○本時の学習内容「3つ以上の数の計算ができるようになろう」を知る。
○課題を考える。
  「−14−(−29)+(−35)+11」を計算してみよう。

 

 

見通す
数学的活動 〔成り立つ事柄を予想する活動〕
●計算方法を予想する。
練り合う
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕
●グループのメンバーで互いに、計算方法について自分の考えを説明し合う。
○自分の考えを発表する。
○教科書29ページの問3を考える。
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕
●グループのメンバーで互いに、教科書29ページの問3の答えと求め方につい
  て、自分の考えを説明し合う。
○答えを確認する。
深める
○教科書30ページの練習問題1、2、3を考える。
○答えを確認する。
まとめる
数学的活動 〔自分が行った活動を振り返る活動〕
●3つ以上の数の計算について、分かったことをノートにまとめる。
 

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最終更新日:2012-08-20