小・中学校を通した理科の授業づくりを提案します!

中学校第2学年 「物質の成り立ち」
単元の目標
物質を分解する実験を行い、分解して生成した物質から元の物質の成分が推定できることを見いだすことができる。
単元の指導計画
 
主な学習活動
教師の指導・支援




実践@
○酸化銀を加熱したときの変化を調べる。

○炭酸水素ナトリウムの熱分解を行い、加熱により何が生成したかを調べる。
◇酸化銀を加熱し分解した結果から、酸化銀はどのような成分で構成されていたかを説明させる。
◇炭酸水素ナトリウムを熱分解すると何が生成するのかを予想させ学習問題を設定させる。
◇実験結果をもとに、生地がふくらんだ現象を説明させる。


実践A




○水を電気で分解する。



○塩化銅を電気で分解する。
◇水を分解すると何が生成するのかを予想させ学習問題を設定させる。
◇実験結果をもとに、水はどのような成分で構成されていたかを説明させる。
◇塩化銅を電気分解するとどのようになるのか水と同様に説明させる。





○物質は原子や分子からできていることを理解する。


○単体と化合物についてまとめる。
・物質は粒子の集合状態で、見えたり見えなかったりすることを知らせる。
・物質はさらに小さな粒子である原子からできていることを知らせる。
・単体と化合物についてまとめさせる。
◇水の電気分解について分子の模型を使って説明させる。

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○原子や物質は記号で表されることを知る。
○物質の性質を生かしたものづくりを行う。
<カルメ焼き(PDF)>
・いろいろな原子がアルファベットを使った記号で表されていることを知らせる。
・物質を化学式で表す方法について知らせる。
・分子という単位を持たない物質についての化学式の表示方法について知らせる。
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