小・中学校を通した理科の授業づくりを提案します!

中学校第1学年 「物質の状態変化」
単元の目標
物質の状態変化についての観察、実験を行い、物質が沸点や融点を境に状態を変化させることや、体積は変化するが質量は変化しないことを見いだすことができる。
単元の指導計画
 
主な学習活動
教師の指導・支援

○物質が温度変化によって状態変化することを調べる。 ・固体及び液体のろうを準備し体積や質量の変化に視点をおきながら事象提示をする。
○物質が状態変化するときの体積について調べる。 ・エタノールを気化させ、体積変化に視点をおきながら事象提示をする。
○物質が状態変化するときの質量や体積を粒子モデルで説明する。 ・粒子モデルを使って固体・液体・気体の状態を図に書いて説明させる。

○物質が固体から液体に状態変化する実験を行う。 ・結果からグラフを用いてまとめさせ、グラフの変化から考察させる。
○そのときの温度変化の規則性について調べる。 ・物質によって沸点と融点に違いがあることを理解させる。

○エタノールと水の混合物からエタノールを取り出す実験を行う。 ・水とアルコールの混合液を分離する事象提示をする。
・身近な物質にあるワインを使った実験についても紹介する。
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