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単元「円周角」の小単元「円周角の定理の逆」(3時間)における数学的活動を取り入れた授業展開案です。 |
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単元 円周角 (啓林館)
1 円周角
【・2・ 円周角の定理の逆】
全3時間
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・ 三角形の外角と内角の間にある角の大小関係から、円周角の定理の逆が成り立つことを
考えることができる。 |
段階 |
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つかむ |
○ |
本時の学習内容「円周角の定理の逆について調べよう」を知る。 |
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見通す |
● |
補助教材14ページの「考えてみよう」に取り組む。 |
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練り合う |
● |
1つの円に、(ア)点Pが円周上にあるとき、(イ)点Pが円の内部にあるとき、(ウ)点Pが円の外部にあるときの3つの場合をかき、∠APBと∠ACBの大きさを調べて、大小関係を確認する。 |
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕 |
● |
グループで、大小関係について確認し、それが成り立つことの説明を話し合う。 |
○ |
グループの考えを発表する。 |
数学的活動 〔目の前の課題から、物事の本質を見抜こうとする活動〕 |
● |
(イ)の場合について、三角形の内角と外角の性質を使って説明する。 |
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深める |
数学的活動 〔目の前の課題から、物事の本質を見抜こうとする活動〕 |
● |
(ウ)の場合について、(イ)と同じ方法で説明する。 |
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕 |
● |
グループで、(ウ)の説明について話し合い、確認する。 |
○ |
∠APBと∠ACBの大きさについてまとめる。
(ア)点Pが円周上にあるとき ∠APB=∠ACB
(イ)点Pが円の内部にあるとき ∠APB>∠ACB
(ウ)点Pが円の外部にあるとき ∠APB<∠ACB
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まとめる |
● |
まとめを見て、∠APBと∠ACBの大きさの関係について、ノートにまとめる。 |
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・ 三角形の外角と内角の間にある角の大小関係から、円周角の定理の逆が成り立つことを
考えることができる。
・ 円周角の定理の逆を理解している。 |
段階 |
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つかむ |
○ |
前時のまとめを見て、∠APBと∠ACBの大きさの関係を思い出す。 |
○ |
本時の学習内容「円周角の定理の逆について調べよう」を知る。 |
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見通す |
● |
課題1を考える。
3点ABCを通る円Oがあります。直線ABについて、Cと同じ側に点Pをとるとき、Pが円Oの周上にあるといえるのはどんなときですか。 |
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練り合う |
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕 |
● |
グループのメンバーで互いに、自分の考えを説明し合う。 |
○ |
∠APB=∠ACBになるのは、点Pが
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上にある場合であることを確認 |
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する。 |
○ |
円周角の定理の逆についてまとめる。
2点C、Pが直線ABについて同じ側にあるとき、
∠APB=∠ACB
ならば、4点A、B、C、Pは同じ円周上にある。
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● |
課題2を考える。
ABを直径とする円周上に点Cをとります。∠ACB=90°とすると、
どんなことがいえますか。 |
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○ |
∠ACB=90°のとき、点PはABを直径とする円周上にあることを確認する。 |
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深める |
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕 |
● |
グループのメンバーで互いに、自分の考えを説明し合い、説明をまとめる。 |
○ |
グループの考えを発表する。 |
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まとめる |
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・ 円周角の定理の逆などの円の性質を使って、問題を解決することができる。 |
段階 |
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つかむ |
○ |
前時のまとめを見て、円周角の定理の逆を確認する。 |
○ |
本時の学習内容「円周角の性質を使って問題を解決しよう」を知る。
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見通す |
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練り合う |
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕 |
● |
グループのメンバーで互いに、作図の方法について、自分の考えを説明し合う。 |
○ |
接線の考え方を確認しながら、実際に作図する。 |
○ |
接線が2本あることを確認する。 |
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深める |
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕 |
● |
グループのメンバーで互いに、自分の考えを説明し合う。 |
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まとめる |
● |
補助教材16ページの問3の答えを確認し、円の性質についてノートにまとめる。 |
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