過程 |
学習活動
算数的活動 |
指導上の留意点(○)、評価規準と評価方法(◇)
算数的活動の指導にかかかわる留意点(◎) |
つかむ |
1 三角形を敷き詰める活動をする。
・二等辺三角形や直角三角形以外の三角形が敷き詰められるかどうかを考える。
・教科書90ページの付属の三角形を使って、実際に敷き詰める活動をする。

「児童の敷き詰めの様子」 |
○ 三角形が敷き詰められている写真を提示し、「敷き詰め」の学習や身の回りの「敷き詰め」を思い起こさせ、敷き詰めへの興味をもたせる。
◎ できない三角形があると考えた児童がいた場合には、どんな三角形かを発表させる。
◎ 一人一人に敷き詰める活動に取り組ませ、活動の時間を10〜15分確保する。
○ 敷き詰められない児童には、同じ長さの辺を合わせることを指示する。また、早く終わった児童といっしょに取り組ませる。
◇ 角に着目して、敷き詰め活動に進んで取り組んでいる。
【関心・意欲・態度】
〔行動観察、ワークシート等〕 |
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2 本時の課題をとらえる。 |
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見通す |
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○ 角、辺、形といった気付きの視点を与えることで見通しをもたせる。 |
自力解決 |
3 自力解決をする。
・個人で気付きを考える。
《予想される児童の気付き》
・長さの等しい辺がくっついている。
・1つの点に3つの角が2つずつ集まっている。
・平行四辺形ができている。 など |
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○ 敷き詰めを見て気付いたことを言葉で表現させる。
○ 個別指導を行いながら、児童の気付きを把握する。
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学び合い |
4 三角形の敷き詰めを見て気付いたことを全体の場で話し合う。 |
◎ 出された気付きが正しいかどうかを検討させる。
○ 角、辺などに着目した観点ごとに整理して板書する。
◎ 次時につなげるため、角に着目した気付きについては、詳しい説明を求めたり、ゆさぶる発問をしたりして、重点的に考えさせる。 |
まとめ |
5 本時の学習を振り返る。
・敷き詰めから気付いたことをそれぞれの言葉でまとめる。
・自己評価をする。 |
◎ 「三角形のしきつめを見て気付いたことは」の続きを自分の言葉で書かせ、学習のまとめとさせる。
◇敷き詰められた三角形を見て、気付いたことをまとめることができる。
【数学的な考え方】
〔ワークシート〕 |
○ 次の時間は、三角形の角について学習することを知らせる。
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