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〈本時の実践例〉 8/9
(1) 目標
○
完成した世界の民話紹介カードを用いて世界の民話をグループで紹介し合い、友達が選んだ民話に興味をもつことができるようにする。
(2) 指導の実際
学習活動
指導・支援
1 本時のめあてを確認する。
世界の民話をみんなにしょうかいしよう
《紹介用あらすじの児童作品》
○ 紹介する本と作成した「世界の民話紹介カー ド」を机上に準備させておく。
《学習計画表》
2 紹介の進め方を確認する。
@
紹介者は民話のおもしろさが伝わるように紹介をする。
・効果的な本の提示
・スピーチの仕方(声の大きさ,姿勢,視線等)
A
聞き手は,紹介された本のあらすじやおもしろかったことに関して感想をメッセージカードに書く。
B
紹介終了後,メッセージカードを相手に渡す。
○ 前時に提示していた紹介の仕方で、教師が「へらない稲束(朝鮮半島民話)」(学級文庫にない本)を紹介する。
【紹介するあらすじ】
静かな山のふもとに、貧しいお百姓が住んでいました。お百姓には二人の男の子がおりました。兄をチョロル、弟をトルといい、とても仲のよい二人でした。二人が大きくなり、兄は結婚しました。その後、お父さんが重い病気にかかり、とうとう死んでしまいました。それから・・・・・
○ 紹介をする際に,これまでに学習したスピーチの仕方を生かすように確認する。
○ 教師の紹介例を聞いた児童の感想を板書し,グループでの交流の参考にさせる。
【期待する感想の言葉】
・〜知りたい ・〜読んでみたい ・なぜ〜
《児童の感想の板書》
3 選んだ民話の紹介をする。
@
グループ別に紹介を行う。
・生活班などの小グループに分かれ,それぞれのグループの中で全児童に発表させる。
《グループ別での紹介の様子》
《メッセージカード》
A グループの代表者が学級全体の場で紹介を行う。
○ うまく感想が書けない児童に対しては、教師が聞き取りをしながらメッセージカードを書かせる。
○ 早く紹介が終わったグループは,紹介された本を互いに読ませる。
《民話用の学級文庫》
☆ 今回は、公立図書館より約60冊の世界の民話を借り、単元導入時より学級文庫として設置しました。
○ グループ別の紹介が終わった後に,数名に全体の場で紹介する機会をつくり,多くの民話のおもしろさに触れさせる。
【評価】
ア 世界の民話のあらすじやおもしろさに着目し、興味を
もっている。〔メッセージカードの記述〕
4 友達からもらったメッセージを読み、紹介し合った感想を発表する。
《感想を交流する様子》
○ 友達が紹介をしっかり聞いてくれたことを押さえ、交流することの良さを味わわせたい。
5 本時の学習を振り返り、次時の学習内容を確認する。
○ 友達から紹介されて興味をもった本をこれから読んでいくように促す。
○ 学習計画表で、次時は単元のまとめをすることを知らせる。
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