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数学的活動を取り入れた授業展開案

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 単元「空間図形」の小単元「立体の投影図」(2時間)における数学的活動を取り入れた授業展開案です。
 

単元 空間図形 (啓林館)

  ・f 立体の投影図(移行措置に伴う補助教材)  全2時間

 

1/2時

ねらい

・立体の投影図をかくことができる。

・立体の「立面図」、「平面図」、「投影図」を理解する。

段階
学習活動【数学的活動を通した指導のポイント】(●は数学的活動をともなう学習活動)
つかむ
○本時の学習内容「立体を平面で表す方法を学ぼう」を知る。
○課題を考える。
 直線XYで垂直に交わっている2平面P、Qに対して、右の図のような位置に正三角柱があります。平行光線を、平面Pに垂直にあてると、この立体の影はどんな形になるでしょうか。また、平面Qに垂直にあてると、どうなるでしょうか。 図

 

 

見通す
数学的活動 〔成り立つ事柄を予想する活動〕
●平面Pにできる影と平面Qにできる影を予想する。
練り合う
数学的活動 〔観察、操作などの具体的な活動〕
●実際に立体模型に光を当てて、平面Pや平面Qにできる立体の影を調べる。
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕
●自分の考えを基に、互いに説明し合う。
深める
○立体の「立面図」、「平面図」、「投影図」を知る。
○補助教材15ページの問1を考える。
まとめる
数学的活動 〔自分が行った活動を振り返る活動〕
●今日の学習を振り返り、投影図をかくときのポイントをノートに整理する。

2/2時

ねらい

・立体の投影図から、その立体の考えることができる。

・立体の投影図から、その立体の見取図をかくことができる。

段階
学習活動【数学的活動を通した指導のポイント】(●は数学的活動をともなう学習活動)
つかむ
○前時の復習を行う。
○本時の学習内容「投影図から、その立体の名前を考えよう」を知る。
 
○課題を考える。
 次の投影図で表された立体の見取図をかいてみよう。 図

 

 

見通す
数学的活動 〔成り立つ事柄を予想する活動〕
●投影図で表された立体の名前を予想する。
練り合う
数学的活動 〔観察、操作などの具体的な活動〕
●補助教材14ページの見取図を参考に、この立体の見取図をかく。
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕
●自分の考えを基に、互いに説明し合う。
深める
○実線や破線を使った見取図のかき方を確認する。
○補助教材15ページの問2、練習問題@を考える。
数学的活動 〔発展的に考える活動〕
●投影図からその立体の見取図が複数考えられる問題を考える。
まとめる
数学的活動 〔自分が行った活動を振り返る活動〕
●今日の学習を振り返り、投影図をかくポイントについて再確認する。
 

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最終更新日:2011-03-30

最終更新日: 2011-06-17