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数学的活動を取り入れた授業展開案
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　単元「空間図形」の小単元「いろいろな立体」（２時間）における数学的活動を取り入れた授業展開案です。
 

単元　空間図形　（啓林館）
　 １　立体と空間図形
　　 【・１・　いろいろな立体】　　 全２時間

 

１／２時
ねらい

・立体図形をいろいろな見方でなかま分けができる。

・「角錐」「円錐」とその「底面」「側面」「頂点」について理解する。
段階
学習活動【数学的活動を通した指導のポイント】（●は数学的活動をともなう学習活動）
つかむ
○教科書128、129ページの「とびらの問題」を考える。
○本時の学習内容「『角錐』、『円錐』について学ぼう」を知る。
○課題を考える。
　教科書130ページの「考えてみよう」の立体図形を、いろいろな見方でなかま分けしてみましょう。
見通す
数学的活動　〔成り立つ事柄を予想する活動〕
●どのようになかま分けをするか予想する。
練り合う
数学的活動　〔観察、操作などの具体的な活動〕
●立体の特徴を考えながらなかま分けする。
数学的活動　〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕
●自分の考えを基に、なかま分けした立体の特徴を互いに説明する。
○全体の場で発表し、どのような見方でなかま分けしたのか確認する。
○「角錐」、「円錐」について知る。
○小学校で学んだ角柱や円柱について知っていることを発表する。
○教科書130ページの問１を考える。
○角錐や円錐の「底面」、「側面」、「頂点」について知る。
深める
○立方体を使い見取図や展開図について復習する。
○三角柱の見取図を基に、展開図を考える。
○教科書131ページの問２を考える。
○「正三角柱」や「正四角柱」などについて知る。
数学的活動　〔発展的に考える活動〕
●教科書131ページの問３を考える。
○教科書132ページの問４を考える。
○「正三角錐」や「正四角錐」などについて知る。
まとめる
数学的活動　〔自分が行った活動を振り返る活動〕
●角錐や円錐の特徴についてまとめる。

２／２時
ねらい

・円柱の側面積を展開すると長方形になることを理解する。

・円錐の側面を展開するとおうぎ形になることを理解する。
段階
学習活動【数学的活動を通した指導のポイント】（●は数学的活動をともなう学習活動）
つかむ
○教科書132ページの「考えてみよう」に取り組む。
○本時の学習内容「円柱や円錐の展開図を考えよう」を知る。
○課題１を考える。
　円柱の展開図をもとにその特徴を見つけよう。
見通す
数学的活動　〔成り立つ事柄を予想する活動〕
●円柱の展開図を予想する。
練り合う
数学的活動　〔観察、操作などの具体的な活動〕
●円柱を見ながら展開図を考える。
●実際に、ごみ取り用ローラーのシートをはがし、展開図を考える。
●２つの底面は合同な円であること、側面の長方形の横の長さと底面の円周の長
　 さが等しくなることに気づく。
数学的活動　〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕
●自分の考えを基に、互いに説明し合う。
○教科書133ページの問５を考える。
深める
○教科書133ページの「考えてみよう」に取り組む。
数学的活動　〔発展的に考える活動〕
●課題２を考える。
　円錐の展開図をもとにその特徴を見つけよう。
○円錐を見ながら展開図を考える。
○アイスクリームの包み紙をひらき、展開図を考える。
○側面を開いた時のおうぎ形の弧の長さと底面の円周の長さが等しいことに気づ
　 く。
○教科書133ページの問６を考える。
まとめる
■数学的活動　〔自分が行った活動を振り返る活動〕
●円錐や角錐の展開図についてまとめる。
 
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最終更新日：2011-03-30