知識・技能の習得と数学的な思考力・判断力・表現力の育成を目指します!

 

数学的活動を取り入れた授業展開案

 単元「正の数・負の数」の小単元「絶対値と数の大小」(1時間)における数学的活動を取り入れた授業展開案です。
 

単元 正の数・負の数 (啓林館)
  1 正の数・負の数
   【・3・ 絶対値と数の大小】  全1時間

 

1/1時

ねらい

・数の大小関係を、絶対値に着目してとらえることができる。

・数の大小関係を判別することができる。

・「絶対値」の意味がわかる。

段階
学習活動【数学的活動を通した指導のポイント】(●は数学的活動をともなう学習活動)
つかむ
○教科書16ページの「考えてみよう」に取り組む。
○数の「符号を変えること」と「絶対値」の意味について知る。
○教科書16ページの例1の説明を聞く。
○教科書16ページの問1を考える。
○本時の学習内容「数の大小関係が理解できるようになろう」を知る。
○課題を考える。
  「−0.01」と「−0.1」はどちらが大きい数だろう。

 

 

見通す
数学的活動 〔成り立つ事柄を予想する活動〕
●「−0.01」と「−0.1」はどちらが大きい数かを予想する。
練り合う
数学的活動 〔観察、操作などの具体的な活動〕
●数直線を利用し、どちらが大きい数かを確認する。
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕
●数の大小関係を数学的な表現を用いて、グループのメンバーに説明する。
深める
数学的活動 〔目の前の課題から、物事の本質を見抜こうとする活動〕
●数の大小について、数の絶対値を基に考える方法を知る。
○大小関係を表す「不等号」と「数の大小関係の表し方」を知る。
○教科書17ページの問3を考える。
まとめる
数学的活動 〔自分が行った活動を振り返る活動〕
●「数の絶対値」と「数の大小の関係」についてノートに整理する。
 

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最終更新日:2011-03-30