新学習指導要領で求められている中学校英語科学習指導を提案します!


 第1学年 英語科 実践事例 2


  1 単元名 PROGRAM 6
   シアトルでの1日
   ( Sunshine English Course 1)
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 2 指導計画 (全6時間)
第1時
Program 6 [Section 1] ・・・ 三単現(-s,-es)の導入をする。
第2時
Program 6 [Section 1] ・・・ 本文の音読練習と内容読解をする。
第3時
Program 6 [Section 2] ・・・ 三単現の疑問文の導入と対話練習をする。
第4時
Program 6 [Section 3] ・・・ When 〜?の導入と対話練習をする。
第5時
Review ・Let's Practice・・・ 音読練習と内容読解・ 英作文(人物紹介)の準備をする。
第6時
Let's Communicate ・・・・・ 三単現の復習と英作文をする。  [本時] 6/6
  3 単元の評価規準
コミュニケーションへの関心・意欲・態度
表現の能力
理解の能力
言語や文化についての知識・理解
積極的に第三者のことについて伝えたり、尋ねたりしている。 家族や友達の紹介文を英語で書くことができる。 本文を読んで、その内容を正しく理解することができる。 三人称単数現在の形を正確に理解し、動詞を正しく運用することができる。
 4 本時の目標
  ○ 三人称単数現在の場合に動詞の語尾に-s,-esがつくことを、正しく理解することができる。
  ○ 自分の家族や友だちについての文章を、英語で積極的に書き表すことができる。
 5 本時の指導過程(6/6時)   
過程 学習活動 教師の支援 評価と
その方法
T1 T2


1
Greetings  ・英語であいさつをしたり、質問をしたりすることで、雰囲気づくりを行う。  
2
Review ・三人称単数について確認する。  
(1) Introduction Game
・机間指導をし、雰囲気づくりをする。
(2) Listening Task ・Demonstrateをする。
・Script を読む。
・ポイントが聞き取れたかを確認する。




3
Confirm the Verbs  ・カードを用いて、いろいろな動詞に対する「s」の付け方を確認する。

   
(1)Oral Practice
(2) Challenge Time
カードに示された動詞を、 ライティング(3分間)ノートに書き取る。
・机間指導をしながら、ライティング活動に対する意欲付けを図る。
・時間内に、できるだけたくさんの英語を書き取ることができるように励ます。



・書いた内容や書いた量などを確認させ、レベルアップしていることを自覚させるなど、次時に向けての更なる意欲付けを図る。
【関心・意欲・態度、表現】
積極的に英文を書こうとしている。
(観察)
4
Write about their friends or family


視点 4技能の関連

・事前に調べた家族や友達の情報を基に今までの学習事項を使って、紹介文を書くことを確認する。

・例文を示し、紹介文を書く際に注意が必要な点をあらかじめ確認する。

・机間指導をしながら、できるだけたくさんの英文を書くようにアドバイスする。
【表現】
注意点を確認しながら、家族や友だちの紹介文を書いている。(ワークシート)
5
Report ・2〜3名の生徒に発表させる。
・以下の点を確認する。
   発表者・・・大きな声で発表できたか
   聞き手・・・紹介の内容が聞き取れたか
 


6
Consolidation  ・英文を書くことへの自信や意欲をもたせる。  
7
Announcement ・次時の予告をし、ワークシートを集める。
8
Greetings

○ 本時に位置付けた「書く活動」の部分については、ピンク色で示している。
 
6 授業の考察
    書く力を向上させるために、ライティングノート(授業では3分間ノートという名称で扱っている)を継続的に取り入れてきた。ライティングノートに書く内容は主に、「新出単語の書き取り」「新出文型の書き取り」「新出文型を基にした英作文」が中心である。この活動を取り入れてからは、生徒は徐々に「書くこと」に対する抵抗がなくなってきた。生徒にとっては、授業において「毎回3分間ノートに書く」ということが習慣化されてきて、書くときのこつが身に付き、書く速さも増してきたようである。毎時間の授業で、3分間に自分が書いた量が記録として残るので、記録を更新したときの喜びや書き終えた後の達成感を味わうことができ、そのことが更なる「書くこと」への意欲付けにもなったと思われる。
   また、 本時の中心的な活動は「家族や友達の紹介文を書く」という活動だった。今まで学習した文型や表現を駆使しながら、書こうとする意欲がみられたことはよかったと思う。
 
※ 資料 ワークシート(Word)

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最終更新日: 2010-03-23