教室に入れない,活動に参加できない,学級になじめない,学習への興味・関心や意欲の低下,友人とのトラブル,孤立・無気力等の問題は,学校で取り上げられることの多い課題です。さらに,LD,ADHD,高機能自閉症・アスペルガー症候群の児童生徒についても,学習の能力の偏りや多動性・衝動性,対人関係・コミュニケーションの困難性や,いわゆる二次的な障害等の問題が,新たにクローズアップされています。
 そこで,本研究では,県内小・中学校の通常の学級における集団不適応の実態を把握するとともに,学級や集団,学習,対人関係等に不適応を示す児童生徒について集団へのよりよい適応を促すための支援の在り方を探ります。具体的には,児童生徒の理解のための個別アセスメントシートを作成・活用し,支援に当たる者が連携を図りながら評価と対応を総合的に行うための支援方法について,実践を交えて提案しています。

研究スタッフ】
 土井 さとえ   福住 祥子   中島 誠子   隈本 京子   福田 哲也   石田 亮子   松野 博文


 南 一也   藤田 荘子  亀川 ひとみ  木田 啓二  (佐賀県教育センター所員)
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