1 コミュニケーションに関する指導

指導参考例
あいさつ・返事
日常的な指導
1 返事の声は大きく
 ・「先生や友達に聞こえないものは,返事と言えないんだよ。」と教えておきます。
・とにかくほめると,子どもの声は どんどん大きくなります。「元気だね」 「よく届いたよ」「きれいだね」など,いろんなほめ言葉があるので,子どもたちも喜んで次も大きな声で言おうとします。
◎出席を確認するときや,テストを返すときなど,子どもが「はい」と言った大きさで「はい」「はい,どうぞ」などと声を返してやると,自分の声の大小に気付いてくれます。
2 職員室に入る時のあいさつ
・「失礼します。」のあいさつや,誰に用事があるかを伝えることを指導します。
◎職員室の前に,あいさつの仕方をはっておくとよいでしょう。
掲示資料の例
@あいさつカード
〔使い方〕
○4月当初,教室の出入り口に掲示します。
〔留意点〕
○朝,教室に入るときは「おはようございます」とあいさつをして入ってくること,帰るときは「さようなら」と言って帰ることを呼びかけます。掲示することで,子どもの自発性を促しましょう。

Aふわふわことばチクチク言葉
〔使い方〕
○日常の生活の中で,言葉遣いが気になったときに,
・やさしい言葉…ふわふわ言葉
・嫌な言葉…チクチク言葉
子どもたちから出てきた言葉を,2つのカードにまとめ,黒板に掲示します。
〔留意点〕
○友達から言われて嬉しい言葉,嫌な言葉を出させ,言われたときの気持ちを思い出させます。
○自分はどちらの言葉をたくさん使っていたかを振り返らせます。

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