1 教科書や筆箱を机の上に出す。



2 椅子に腰掛けたときの望ましい姿勢を
 知る。








3 正しい鉛筆の持ち方を知る。



4 線遊びをする。 












5 後始末をする。  

机の上の道具の配置を知らせます。手本となる絵や写真があるとよいですね。左利きの子どもへの配慮も忘れずに。

絵や写真を見せたり,一人の子どもをモデルにしたりして,視覚的に確認できるようにします。よい姿勢は心身の健康につながることも伝えましょう。
「椅子に浅く腰掛ける」「足の裏全体を床に付ける」「背筋を伸ばす」といったポイントを,“ちょこ・ぺた・ぴん”など,子どもに分かりやすい言葉で示しましょう。机・椅子の高さ調節が必要かどうかもチェックしておきます。

筆記用具の種類や数,記名を確認します。
絵や写真を示し,正しい持ち方を知らせます。できているか,一人一人確認し,ほめましょう。

「鉛筆を正しく持ち,よい姿勢で線を描くこと」がめあてだということを伝えます。直線,曲線,短い線,長い線など,いろいろな線が描けるワークシートを用意しておきましょう。
描く速さには,個人差があります。複数の課題に一斉に取り組ませたのでは,大きな時間差が生じます。全員が一つの課題をやり終えてから,次の課題にいくようにしましょう。課題を終えたら,全員終わるまで静かに待つよう約束します。

机間指導で姿勢と鉛筆の持ち方を観察し,一人一人を認めます。また,静かに待っている子どもをほめ,待ち方も意識させましょう。

落とし物がないよう,鉛筆の数を確かめさせ,確実に筆箱に入れるよう声を掛けます。教科書なども元通りに引き出しに入れることができたか,隣同士で確認し合うのもよいですね。

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 「姿勢について指導の重点を置きたいか」という質問に対する答えは,小学校教師と幼稚園教師との間で,開きが見られました。「重点を置きたい」と答えた小学校教師は約7割。それに対し,「重点を置きたい」と答えた幼稚園教師は4割という結果でした。園では,机に着いて姿勢を正す機会が少ないようです。このことを踏まえ,無理のない指導を心掛けたいものです。        

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