げんきなあいさつ
留意点

1 お話クイズをし,発言の仕方を知る。










2 聞き方名人になる方法を考える。







3 聞き方ゲームをする。


子どもが興味をもって聞くことができるような,短い話をします。その後,話の内容について簡単な質問をし,自由に答えさせます。
複数の子どもが一度に話し,周りが聞き取れないという状況を体験させます。一人ずつ発言することの必要性を実感させ,手を挙げて発言することを知らせます。
一人一人に簡単な質問をし,手を挙げて答える練習をさせましょう。質問を工夫し,子どもが楽しく答えられるようにしましょう。


私語や手いたずらをしながらでは,聞き方名人になれないことは,子どもたちもよく分かっているはずです。話を聞くとき,どこを見るのか,手はどうしておくのかなど,望ましい態度について子ども自身に考えさせましょう。相手の顔を見る,手を膝におく,背筋を伸ばすなど,子どもから引き出し,聞くときの約束とします。

聞き方名人の態度で,先生の話を聞くことがめあてです。担任が「引き出しから○○を出しましょう」「両手を上に上げてぶらぶらしましょう」などの簡単な指示を出し,子どもはその通りのことをします。

指示を出す前に,合図をするなど,子どもに聞く構えができるよう工夫しましょう。

みんなが聞き方名人になれたことを認め,自信をもたせましょう。

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子どもの活動

こんな生活・学習習慣を取り上げます

「先生や友達の話を聞く」は,小学校教師対象のアンケートで,「指導の重点を置きたい」のポイントが最も高いものでした。ここでは,聞き方や発言の仕方を,クイズやゲームを通して,子どもに考えさせます。「静かに聞きなさい。」「手はおひざでしょ。」などの,担任の言葉より,自分たちで決めた聞き方のルールの方が,子どもたちにとって,より効果があるのではないでしょうか