げんきなあいさつ
留意点

1 道徳のねらいを知る。




2 「こんなとき、どう言うの?」クイズをする。







3 魔法の言葉を知る。






4 他の魔法の言葉を探す。







5 友達と魔法をかけ合う。





家庭や地域,学校で,安心して楽しく生活できるよう,自分の気持ちや考え方,行動について,先生や友達と一緒に考える時間であるということを知らせます。

「ありがとう」「ごめんなさい」を言う必要がある場面を,絵やペープサート劇などで提示します。TT体制がとれるのであれば,複数の教師で,実際に演じてみてはどうでしょう。

「ありがとう・ごめんなさい」を言うことで,お互いが気持ちよいことに気付かせます。

「ありがとう・ごめんなさい」は,人と人とを仲良くさせる魔法の言葉であることを伝えます
同じ「ありがとう・ごめんなさい」でも,口調や表情,態度によって,相手に与える印象が違うことを知らせます。魔法の言葉を使うときの注意として,気持ちを込めて言うことを約束しましょう。

「大丈夫?」「貸してあげる」「じょうずだね」など,思いやりの気持ちを表す言葉を,子どもから引き出します。絵などで場面提示し,子どもの考えを促しましょう。
たくさんの魔法の言葉が見付けられたことをほめます。それらの言葉を,教室に掲示しておくのは,子どもへの今後の意識付けに効果的でしょう。

近くの席の友達同士で,見付けた魔法の言葉を言い合い,やりとりの心地よさを味わわせます。

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子どもの活動

こんな生活・学習習慣を取り上げます

 初めての道徳ですので,オリエンテーションから始めます。ここでは,内容2−(1)「主として他の人とのかかわりに関すること〜気持ちのよいあいさつ,言葉遣い,動作などに心掛けて明るく接する〜」を取り扱います。「ありがとう・ごめんなさいを言う」は,低学年保護者対象のアンケート調査で,指導やしつけの重点を置きたいという回答が最も多かった項目です。自由記述の中には,子どもの言葉の乱れを心配する意見も見られました。