※画像については、実教出版「高校簿記」より転載(使用許諾済)
1.目標

  ビジネスにおける会計の現状について理解させ,実務に対応した会計に関する知識と技術を習得すると共に,ビジネスの諸活動において合理的に活用する能力と態度を身に付ける。

2.内容

(1)企業のグループ化と会計

ア.企業のグループ化

イ.連結財務諸表の作成

ウ.連結情報の利用

(2)国際化と会計

ア.会計の国際化

イ.外貨建て取引の会計

(3)情報化と会計

ア.コンピュータを利用した会計

イ.資金に関する情報

(4)税と会計

ア.税の概要

イ.法人税の計算

ウ.法人税の申告と納付

3.科目の概要説明

  企業は、日々の経営活動を、金銭的に把握し、帳簿に記録・集計し、会計期末に株主などの利害関係者に決算報告をしなければなりません。企業(株式会社)は、単体(1つの会社)で活動しているところもあれば、グループ(親会社が出資して設立された子会社や関連会社)といって、お互いに強い利害関係を保ちながら、グループで活動しているところもあります。「簿記」では一つの株式会社の決算報告の在り方について学びましたが、「会計実務」においては、「グループ」単位における決算報告、いわる連結会計の会計処理の手続きについて学びます。
また、株式会社の当期利益に課税される法人税の申告の仕方や、コンピュータソフトを使った会計処理の方法についても学びます。