1.目標

  ビジネスに関する情報を適切に管理し,分析し,活用する知識と技術を習得し,コンピュータを活用することの重要性について理解すると共に,業務を積極的に合理化,自動化する能力と態度を身に付ける。

2.内容

(1)ビジネスと情報化の推進

ア.基幹業務の情報化

イ.エンドユーザ−コンピューティング

(2)表計算ソフトウェア活用の基礎

ア.データの分析

イ.手続きの自動化

(3)デーダースソフトウェア活用の基礎

ア.データベースの作成

イ.関数のの利用

ウ.手続きの自動化

(4)ビジネス情報の分析と活用

ア.販売情報の分析と活用

イ.財務情報の分析と活用

(5)ビジネス情報システム開発の基礎

ア.システム開発の手順

イ.入出力の決定

ウ.ソフトウェアによるシステム開発

(6)情報処理機器の導入と管理

ア.ハードウェア・ソフトウェアの導入と管理

イ.ネットワークの管理

ウ.データ保護とセキュリティ管理

3.科目の概要説明

  「システムアドミニストレータ」という言葉を聞いたことがありますか?「システムアドミニストレータ」とは,オフィスなどで業務をシステム化 するにあたっての推進役となる人のことです。業務の問題点やシステム化に必要なことがらをまとめたり,アプリケーションソフトを使って処理の自動化をする人のことです。「ビジネス情報」では、このシステムアドミニストレータとして必要な企業における基幹業務の自動化や合理化のための能力を身に付けるための科目です。具体的には,Excel(表計算ソフト)のVBAマクロやACCESS(データベースソフト)を使ってコンピュータの実習を行い,業務の効率化のためのコンピュータのスキルを徹底して学びます。