企業が求める人材像とは?
  企業が欲しいと考えるのはどんな人材なのでしょうか?「求められる人物像」を業界・業種という切り口で考えると,たとえばマスコミ業界であれば「好奇心が強く新しいものに敏感な人」医療業界であれば「倫理観が強い人」,流通業界であれば「サービス精神が豊かな人」といった人物像がイメージされます。 しかし同じ業界でも,所属部門や職種,仕事内容によって求められる要素は異なるものです。また,個々の企業ごとに「求める人材像」は異なっています。例えば,一見華やかに見えるゲーム業界の中にも,堅固な社風をもち「コツコツタイプ」の人を求める企業もあります。一方堅いと思われている職種の企業が,新ビジネスへの進出にあたり,社内を活性化させるため「イケイケタイプ」の人を求めているケースもあるのです。その業種のイメージだけで判断することなく,個々の企業の人材への考え方を把握したうえで,自分に合う企業を選び,アピールすることが大切です。拡大期に入った企業では,競合相手が出る前に一気にシェアを広げるため,若手の力をフル活用し,「人海戦術」的な戦略がとられることも多いと言えます。職種は営業・接客・販売などが多く,慎重に取り組むタイプよりも,勢いがあり,すばやく動けるタイプが望まれます。マニュアルに頼ったり,上司や先輩の指示を待つのではなく,自分で考えて積極的に行動できることも重要です。また,拡大にともなってリーダーやマネージャーのポストも多く生まれるため,若手でも責任あるポジションを任せられるのが特徴です。早く成長しようとする学習意欲や吸収力,リーダーシップを持つ人材が求められています。業種・企業規模・成長ステージにかかわらず,企業がほしいと思うのはどんな人材なのでしょうか?多くの人事担当者が重視する要素に「コミュニケーション能力」があります。社内の仲間,外部の協力会社,顧客など,人とかかわらない仕事はありません。人の話をしっかりと聞けて,自分のいいたいことを伝えられることは,ビジネスパーソンとしての基本なのです。そして選考で注目されるのは,自分がやりたいことを明確にもっていて,なぜその会社を選んだのかをはっきりと言えるのかどうかです。単に「御社に興味があるから」ではなく,会社を十分に理解した上で,「自分がその会社で何をしたいのか」を伝えられるようにしておくことが必要と言えます。
@礼儀正しい人
(挨拶・話し方・態度がいい人)
A言葉使いのよい人
(常日頃の生活で身に付けたものが本番で見られるので常に言葉遣いに気を付けて生活する必要がある。)
B字を分かりやすく丁寧に書く人
(履歴書は自分の分身だと考えること)
C採用されたいという意気込みを感じる人
Dチームワークのとれる人
E第一印象がいい人
(明るくて,ハキハキして,身だしなみがよく,清潔で感じがいい人)
★★全国の企業が採用に際して重視する項目(シズオカの就活応援サイトへのリンク)
佐賀市役所に合格して 情報処理科  佐銀コンピュータサービス(株)情報処理科 
公務員試験は,受験日が重ならなければ幾つも受験することが可能です。私は6種類を受験しました。私は勉強の取組が遅く,3年の朝補講から始めました。教養試験の理科系は中学の復習で,国語・数学・英語は,学校の授業で十分です。特に力を入れなければならない社会系と判断・数的推理は,補講で基礎を学びました。また,学校で無料又格安で模擬試験を準備して頂き,それで社会を復習し,判断,数的推理は問題集をしました。問題は専門学校発行のものがよいようです。適性はできるだけ毎日しました。夏休みは補講や専門学校の模擬試験を受け,仕上げをしました。
 面接はいろんな先生に指導を受け,判らない箇所や作文は先生にどんどん質問に行きました。高校生は環境に恵まれています。公務員試験は,調査書のことはあまり考えることなく,自分の努力次第で合格を勝ち取ることができます。頑張って下さい。
@合格の秘訣
私は2年生の終わり頃から進路室に求人票を見に行き少しでも疑問に思ったことは先生方に質問をしたり,どの企業を受験したいかなどの自分の考えを先生方に伝えました。朝補習の課題がきっかけで始めた作文は,訂正されたところに注意して,題が何になっても対応できるように,なるべく多くのテーマについて書きました。本番でも自分の考えを伝えられる文が書けたと思います。面接は企業の方が優しく,笑顔で接して下さったのでリラックスして素直な気持ちを自分なりの言葉で伝えることができました。何においても手を抜かなかったことと,飾らないふだんの自分を出せたことが合格した最大の理由だと思います。
A後輩に伝えたいこと
就職活動をする上で最も大切なことは,この企業に入りたいという本人の強い意志と行動力だと思います。受験したい企業が
決まったら,その気持ちを先生に伝えるなどして,自分が積極的に行動しなければなりません。面接は無理に良いことを言う必要はなく,落ち着いて,ふだんの自分の考えを伝えればいいと思います。身だしなみや言葉遣いなどは,ふだんからきちんとしておけば,本番で失敗することはないと思います。就職難の時代はまだ続くかもしれませんが,途中であきらめることなく,目標に向かって最後まで頑張り抜いて下さい。
(株)佐賀電算センター 情報処理科 E・H (株)ミゾタ 情報処理科 K・S
試験には,面接と筆記がありますが,どちらかというと面接の方が重要です。もちろん面接だけでなく筆記もきちんとできなければなりません。しかし,どちらかというと面接の方に力をいれるべきだと思います。進路決定が近づいたから強引に決めるのではなく,早いうちから自分のやりたいことを考えておくのが大事です。 @合格の秘訣
合格の一番の秘訣は,面接で,ありのままの自分をアピールすることだと思います。そのためには,練習はとても大切です。あと,受験しようと思う会社について,早くから調べておいた方がいいと思います。
A後輩に伝えたいこと
自分に自信をもてるよう,早い時期からの努力は大切だと思います。勉強をしなければならないときは,一生懸命する,言葉遣いに気を付ける,どんなところでもいいから自分の好きなところを見付ける等,少しずつ努力すれば,自然と自信が付くはずです。1,2年生のみなさん今を楽しみながら,しっかり自分を磨いて下さい。