1クラス40人の場合は,8人グループがそれぞれ円になって,内側を向いて立ち,両手が動かせるくらいのスペースが望ましい。
教室を舞台にする場合 教室の机と椅子を廊下に移動させて舞台を作ります。
「机と椅子を運ぶ時に2種類の人を演じてください。たとえば前半は,運びたくない・授業に気が向かない消極的な人を演じて,後半は,早く作業を終わらせて心理劇をしてみたい積極的な人を演じてもいいでしょう」と指示を出します。
「作業の途中で手をたたいて合図をするので,切り替えて演じてください。」
「どんな人を演じたのか。後で聞きます。」と演じる前に伝えておきます。
広いスペースができたら,円になって座らせ「どんな人を演じましたか。」と質問して発表させます。

会場作りの時間がゆっくりとれるときは,全員1つの円で,一人ずつまたは代表者に発表
会場作りの時間配分を少なくしたいときは,グループごとに円になり,それぞれグループ内での発表
50分授業の場合 会場作りの時間を省くためには

学校の中で多目的ホールのような,机や椅子のないスペースを利用してもいいでしょう。
授業の場所を替えるだけでも生徒は,新鮮な気持ちで心理劇に取り組んでくれます。


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