スクイグルゲーム
今回の実践から必要と感じた教育相談室や保健室等で不登校等の生徒に実施する際の留意点
         −構えのない関係を築くために−
  1. スクイグルゲームを提示するときに,強制的にならないようにしましょう。
  2. 守られた空間の中で,何を表現しても非難されないという安心感が必要です。
  3. 表現することの自由と表現しない自由を,いずれも尊重してあげましょう。
  4. 生徒が何を描こうか考えているときや,絵にしているときなど教師は必ず見守るようにしましょう。
  5. スクイグルゲーム中に行われる言葉にしないコミュニケーションを大切にしましょう。
  6. 本人の自主性を重んじ,続けること,やめること,描くもの等自由にさせましょう。
  7. 描く道具(サインペン,クレヨン,クーピー等)や色等,自由に選ばせましょう。
  8. 描くのに時間がかかる生徒もいます。作業時間を十分に取り,ゆったりとした雰囲気をこころがけましょう。
  9. 描き終えた作品は,評価よりも受容し共有することを大事にしましょう。何を描いたのか話したり,描いた絵を使って物語を作ったりして感想等を分かち合いましょう。)
  10. 教師自身が,何回か自分で作品を作ってみて,表現することの楽しさを実感できることが大切です。