児童・生徒の活動 |
指導上の留意点と主な英語表現 ※評価 |
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全体にあいさつをし,個別に話しかける。
Good afternoon, everyone. How are you?
What did you eat for lunch?
What did you do after lunch? |
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2 |
数さがしゲームを楽しむ。
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2チームに分かれ,ALTやJTEが言った数字を,黒板に貼った紙の中から見付け,ハエ叩きで叩く。 |
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初めは数字を言うだけにし,次第に数に関する 質問を交えていく。 |
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勝ち負けにこだわらず,楽しくゲームができる 雰囲気をつくる。 |
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3 |
スーパーえいごリアン2002年度第6回放送「測ってみよう」を視聴する。 |
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本時の活動に関係のある前半部分だけを視聴させる。
児童の表情を見ながら,一緒に視聴する。 |
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○
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How was today's Super-Eigorian?
What did Simon say?
What words can you hear? |
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5 |
インチという長さの単位の存在と生活の中での使われ方について知る。 |
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インチで表示されたメジャーを渡し,インチと いう単位について知らせる。 |
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3.5インチフロッピーディスクや21型(21インチ)のテレビを示し,どこの長さが使われているのか,実際に測らせて考えさせる。(コンテント)
身近なところでインチという単位が使われていることに気付く。(知識・気付き) |
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○
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※ |
紙に自分の手形をとらせ,親指の先から小指の先までの長さ,中指の先から手首までの長さなどを測らせる。センチメートルとインチで表すように指示する。(タスク)
How many centimeters is your hand from here
to here?
How many inches is your hand from here to here?
指示に従って手形をとったり,長さを測ったりすることができる。(技能)
進んで活動に取り組もうとする。(関・意・態) |
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7 |
インチとセンチメートルの由来につ いて話を聞く。 |
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○ |
インチや日本の寸・尺という単位が生活の中から生まれたのに対し,メートルという単位は地球の大きさが基になっていることなどを話す。(コンテント) |
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(ここから世界の様々な長さの単位やその由来などに関する調べ学習に発展させることも考えられます。) |
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○ |
この時間の活動の様子をほめ,楽しい雰囲気で終わる。 |
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本時の授業におけるタスクベース・コンテントベースの考え方
本時は言語材料として数字を取り扱っていますが,単に教師(ALT)のあとにつけて練習するだけでは,子どもたちの意欲は持続しません。数という語彙を使って意味のあるやりとりをし,そしてその中で子どもたちから「ヘェ…」という声がもれるような新しい気付きをするような内容を盛り込む必要があると考えます。
そこで,今回はインチという長さの単位を示し,それが意外と身の回りで使われていることに気付かせるという内容(コンテント)を設定しました。センチメートルとの単位換算や,日本の寸・尺という単位と同じように生活の中から生まれたものであるということなども文化理解の内容として取り入れています。このことだけで異文化理解の目的が達成できたというわけではなく,子どもたちの興味を喚起し,担任の判断で調べ学習へも発展させられる材料ということでとらえてください。
また,ALTの英語による説明を聞く必要性をもたせるために,ここでは自分の手形を紙に写し取り,親指から小指まで,中指から手首までなどの大きさをインチメジャーで測るというタスクを設定しました。その際に,
"How many inches is your hand from here to here?"という質問を繰り返し投げかけ,子どもたちには数字だけですが英語で反応させました。英語のインプット量が少ない小学生に英語でいろんな反応が返ってくることはあまり期待すべきではありません。それよりも,教師の質問に簡単な英語,身振り手振りを交えた英語などで何とかして反応しようとする姿勢を育てることが重要でしょう。
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