トラブル事例(佐賀県の事例)


HP(掲示板)に中傷された記事が載った生徒

 朝、保護者から子供がHP 上で根も葉もない事を記載され、精神的にショックを受けて、ふさぎこんでいると欠席連絡がありました。そのHPにはいくつもの学校名があり、誰もが自由に書き込めるメッセージボードみたいなものです。個人名がたくさん出ています。
 本人は、記載された内容にショックを受けたというより、名前を知っている身近な友人の誰かがその生徒に悪感情を抱いていることに対してショックを受けているようでした。
 結局、その生徒は、学校を2〜3日休むほど精神的苦痛を感じました。


指導例


いつの間にかアドレスや番号を知られ執拗に電話された生徒

 親しい友人以外に教えていなかった生徒の携帯番号が、その友人の1人から伝わっていき、結果的に全く面識のない異性の人に伝わった。その結果、執拗に電話をかけられ怖くなって電話番号を変えざるを得なかった。


出会い系サイトから脅迫へ・・・

 高校2年生の女の子が携帯電話で遊び半分で出会い系サイトにアクセスし、ある男性とメールを交換するようになった。しばらくすると、「実際に会おう」ということになり、待ち合わせをして会った。初めのうちは食事や話をしたり、普通の雰囲気だったが、帰り際に突然男が豹変し、車の中で乱暴されそうになり、必死の思いで車から脱出した。その後、怖くなって、その男には連絡を取らなかったが、その男の方から電話がかかってくるようになった。そして、男は、自分が相手にされていないと知ると、「殺すぞ」「お前のことは全部知っているぞ」などという脅迫電話をかけるようになった。女の子は怖くなって、学校の先生に相談し、警察に被害届けを出した。


指導例


携帯電話は防犯ベルではない

 携帯電話さえ持っていれば、どんな時も「安全」と思っている女の子がいました。ある日、学校から帰宅するのがだいぶ遅くなり、日も暮れているのに、「携帯電話を持っているから大丈夫」と思い、暗い中を一人で歩いて帰っていました。その時、背後から男が近づいてきて、突然胸をつかまれてしまいました。携帯電話で助けを求めるどころか、怖くて悲鳴さえも上げられないでいると、そのまま男は逃走していきました。‘携帯電話さえ持っていれば・・・’という過信が招いた事件でした。電話はあくまでも情報通信機器であり、防犯ベルではないのです。


自分の写真がネット上に出るのでは・・・

 高校1年生の女の子が駅で、知らない男から「写真を撮らせて」と言われ、気軽な気持ちでそれに応じた。初めのうちは記念撮影みたいな感じだったが、要求してくるポーズが段々とエスカレートしてきて、最終的にはスカートの中を撮られた。その写真をネット上で公開されるのではないのか思うと怖くなり、学校の先生に相談し、警察に被害届けを出した。


他人の名前で投稿

 ネット上の掲示板に人の名前を使って書き込みをしている者がいた。いわゆる、‘なりすまし’である。名前を使われた本人は、どんな内容であるにせよ、自分の周りの人を疑いの目でみるようになり、人間不信に陥り、しばらくは学校に行けなくなった。


指導例


コミュニケーション

 メールでは自分の気持ちを伝えられるし、友達関係も良好に感じるのに、面と向かうと人間関係をうまく築くことができない。