教師の願い

授業C
 青年期に入ると,「孤独」を感じることや自分の存在価値に不安を感じることが多くなってきます。ただでさえ,不安な,そういう時期にある生徒たちなのに,彼らを取り巻く社会では,規範意識の希薄が問題となり,「命」を軽んじる事件までが多発しているという状態です。

 今回の授業の主題は「家族愛」。「自分も家族に愛されてきたんだ」ということに気づかせることは,自分自身の命を大切にする心(自尊感情)を育てる基盤となります。その心が,自分以外の他の命も大切にする心につながっていくと考えます。

 こんな時代,こんな時期だからこそ,生徒たちに「命」について考えてほしい,また,「命」を大事にしてほしいという願いを込めて,授業C考え,実施しました。