【練習学習での児童作品】

※児童は,「討論会シート」のメモをもとに,ワークシート(実際のものは原稿用紙に書き込みをして作成した)の空いている部分に「意見の理由」「異なる立場の考え」「異なる立場の考えに対する反論」を書いて作品「修学旅行の一番のおすすめ見学地」を仕上げた。→赤の文字の部分が児童が書き込んだ箇所


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    修学旅行の一番のおすすめ見学地
六年 ○○ ○○   
 修学旅行を楽しみにしている人は多いと思います。わたしは、十月十五日と十六日の二日間、長崎へ修学旅行に行きました。この二日間をふりかえって、わたしの一番おすすめの見学地は雲仙普賢岳災害記念館です。
※児童はこの部分を書き込む

 理由は、二つあります。まず一つ目は、火砕流と土石流を直径十四mもある。広いドーム形のスクリーンで体験できる平成大噴火シアターです。このシアターは、映像に合わせて、熱風が出たり、ゆれたりして擬似体験することができます。七分という短い時間ですが、すごい迫力のある映像と音で、ぼくは、この記念館の中で一番楽しかったです。
 他に、雲仙噴火の歴史を劇にした、島原大変劇場があります。この劇は寛政四年、江戸時代の噴火、いわゆる「島原大変肥後迷惑」を歌舞伎の手法を取り入れ、昔話風に表現してあります。
次に、二つ目の理由は、雲仙・普賢岳噴火に伴う、火砕流と土石流でこわれた電柱や電話ボックスなどの実物を展示してあるところです。ぼくは、こういう実物を見て、噴火のすごさがとてもよく分かりました。
異なる立場の考え
出島のほうが、入館料が安く、出島の方が理解しやすい説明があるなどの意見があって、ミニ出島などのおもしろいところもありますが、雲仙岳災害記念館がいいと思います。
異なる立場の考えへの反論  それは、確かに入館料は、この記念館の方が高いですが、その分勉強できればいいと思います。それに、いろいろ火山の噴火を体験できるのでとても楽しく、心に残ります。なので、ぼくは、雲仙岳災害記念館をおすすめします。
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 わたしにとって、修学旅行は、小学校生活の大切な思い出の一つになりました。五年生にとっても、来年の修学旅行が楽しく、意味のある旅行になったらいいと思います。

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