例文を読み比べさせ、異なる 立場の考えに触れたり、反論 を入れることについて考えさせる

※ 授業では,例文は縦書きで印刷したものを拡大して提示

例文1 例文2
〈入り口から順に紹介
 読み手が,その場所の様子を順序よくイメージしやすいように並べる際のモデルとして提示する。
 入り口から順に紹介していくことで,その場所の全体像や配置が分かりやすいという視覚的効果やテレビなどで見られるリポーター風の効果をねらった。
好きな順に紹介
 その場所のよさ,書き手の思いをストレートに表現する際のモデルとして提示する。
 この時期の児童の実態として,好きな順や興味のある順に書き進めようとする児童は多い。優先順位をはっきりさせることで,話題の中心を自覚させることができる。
   やえみぞ公園

 やえみぞ公園は,わたしのお気に入りの場所です。やえみぞ公園には,たのしくあそべる遊具や広場があるからです。そこで,
やえみぞ公園での遊び方を入口からじゅんにしょうかいします。
   やえみぞ公園

 やえみぞ公園は,わたしのお気に入りの場所です。やえみぞ公園には,たのしくあそべる遊具や広場があるからです。そこで,わたしのおすすめの遊具をしょうかいします。
 入口からはいると,まず,木の下にブランコがあります。ブランコのはしっこに乗って,大きくゆらすと,足がさくらの葉っぱにつきます。とてもおもしろくて,何回もゆらします。お友だちに「見て見て」と言います。お友だちと交代すると,お友だちも「見て見て」と言います。  一番好きな遊具は,すべり台です。すべり台は,なんと,三つあります。一つは,上からすべると,たてにすべっているのがななめになるので,とてもこわいです。もう一つは,手で持つところが高くなっていて,落ちる心配がありません。さいごの一つは,すべるところが木でできています。すべるのははやいけれども,ちょっとビリビリして,電気が体にくるみたいです。
 ブランコの先には,すべり台が三つあります。一つは,上からすべると,たてにすべっているのがななめになるので,とてもこわいです。もう一つは,手で持つところが高くなっていて,落ちる心配がありません。さいごの一つは,すべるところが木でできています。すべるのははやいけれども,ちょっとビリビリして,電気が体にくるみたいです。  また,ブランコ好きな遊具です。ブランコは,入口の近くの木の下にあります。ブランコのはしっこに乗って,大きくゆらすと,足がさくらの葉っぱにつきます。とてもおもしろくて,何回もゆらします。お友だちに「見て見て」と言います。お友だちと交代すると,お友だちも「見て見て」と言います。
 すべり台のよこには,アスレチックのような遊具があり,そこでは,小さい子たちがよく遊んでいます。アスレチックのような遊具で遊ぶのもおもしろいです。  それから,アスレチックのような遊具もあり,小さい子たちがよく遊んでいます。アスレチックのような遊具で遊ぶのもおもしろいです。
 公園の一番おくに行くと,運動場みたいな広場があります。学校の運動場よりは小さいけれど,そこでは,かけっこができます。小さな石が多いので,すべりやすくてころびそうになることもあります。でも,おにごっこやかんけりなどいろいろな遊びができます。かくれんぼは,木がたくさんあるので,そこにかくれることもできます。広場のよこにはベンチもあるので,遊んでちょっとつかれた時には,お友だちとおかしを食べたりしながらひと休みします。  この他にも,公園には,運動場みたいな広場があります。学校の運動場よりは小さいけれど,そこでは,かけっこができます。小さな石が多いので,すべりやすくてころびそうになることもあります。でも,おにごっこやかんけりなどいろいろな遊びができます。かくれんぼは,木がたくさんあるので,そこにかくれることもできます。広場のよこにはベンチもあるので,遊んでちょっとつかれた時には,お友だちとおかしを食べたりしながらひと休みします。
 このように,やえみぞ公園では,遊具などでいろいろな遊びができるので,たくさんの人が遊びに来ます。小学生だけでなく,小さな子どもも来ます。  このように,やえみぞ公園では,遊具などでいろいろな遊びができるので,たくさんの人が遊びに来ます。小学生だけでなく,小さな子どもも来ます。
 みなさんも行ってみてください。楽しいことがいっぱいありますよ。  みなさんも行ってみてください。楽しいことがいっぱいありますよ。
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