補助簿への記入例(第6学年における実践)


1時間ごとの評価規準を明確化した上で,観点ごとにまとめた補助簿を作成した。各時間における児童の理解や習熟の状況を判断し,3段階で記入するようにした。また,その際,気付き等についても短いコメントとして記入するようにし,個じ応じた指導に役立てるようにした。

単元名 二 つ の 意 見 か ら
観点 ア 国語への関心・意欲・態度 イ 話す・聞く能力 ウ 書く能力 エ 言語についての知識・理解・技能
評価 @反論を入れた意見文のよさに気づき書いている K相手を納得させるために,工夫しているところを認め発表することができる L活動を振り返って,意見文を書いた感想を書いている A自分の意見と異なる立場の意見に気付き,メモをしている F意見文を書くため,自分の考えと共通点相違点をはっきりさせてメモをすることができる B自分の考えを明確に表現するために討論会シートを生かして本文を書いている D資料を分類しながら,自分の考えを明らかにし,その理由を書くことができる E理由がはっきり伝わるように工夫して書くことができる F異なる立場の意見を受け止め,反論を書くことができる G自分の立場をはっきりさせて,相手を納得させるまとめをかくことができる H読み手を惹きつける書き出しや題名を書くことができる C意見文の構成や相手を納得させるための異なる立場の意見を生かした表現のよさに気づいている I全体の構成を考えて並び替えたり,書き加えたりしている J観点に従い,自分の文章を推敲する
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◎意見 ○書き出し ◎今後 ○1つ ○1つ ◎つなぎよい ◎3つ内容 ◎2つ ○つながりよい ○感想 ○内容 ○形式 ○短く ◎具体的例
△段落 ○つなぎ言葉 ○書き方  △形式 ◎3つ ◎形式内容よし ◎2つ ○2つ ◎内容 ○感想 ◎経験 ◎内容 ○つなぎ ○内容
◎構成の意見 ○つなぎ言葉 ○楽しい ◎2つ ○1つ ○内容 ○2つ ◎2つ ○つなぎ △あいまい ○意味 ○形式 ◎文章 ○友達
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